【産学官連携のとり組み】
(1)帯広畜産大学との共同研究
平成12年度より十勝の経済・産業に関連したテーマを選定し、帯広畜産大学と共同研究を行い、その研究成果を地域に広く発信している。平成23年度は「ジャージー牛乳を使った乳製品開発」と「アスパラ擬葉を活用・加工した製品開発」をテーマに実施している。
(2)とかち酒文化再現プロジェクト
平成22年8月、木野農業協同組合や米生産者、酒造メーカー、帯広畜産大学、関係団体、行政機関などと農商工・産学官金融の連携による「とかち酒文化再現プロジェクト」を立ち上げた。二百余年前の寛政年間から三十数年前まで造られていた十勝の清酒が平成24年2月4日に復活した。本プロジェクトは十勝の酒文化を再現することで、新たな食産業の創出と幅広い関連産業の振興を図ることを目的としている。
(3)おびしん地域経営塾
地域の若手経営者の方々を対象に新時代に相応しい経営者の育成と、新ビジネスを生み出す異業種交流の場として、小樽商科大学ビジネス創造センターの協力を得て平成13年度より毎年度「おびしん地域経営塾」を開講している。平成24年4月に閉講した第11期までの卒業生は延べ362名に上る。
(4)ビジネスマッチング・商談会
「FOODEX JAPAN」、「インフォメーションバザール in Tokyo」、「静岡県東部・十勝帯広ビジネスマッチング」などのビジネスマッチングに参画している。また、平成24年1月には東北海道の6信用金庫による「食のビジネスマッチング・商談会」を開催した。帯広畜産大学や十勝圏振興機構などと協力しつつ、様々な場面で十勝の事業者の販路拡大や十勝の魅力発信のお手伝いをしている。
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